調理部(レストラン調理)
失敗を検証することで身に付く技術
配属されて最初は、サンドイッチ、サラダ、パフェなどを担当。3ヶ月程経った頃、「ガルニ場」という部門で、メインの付け合せやスープ、揚げ物などの担当になりました。大変なのは、ランチタイムなどが混み合って、お客様を待たせる結果になることです。そのためスピードが要求され、その速いペースに慣れるのに半年近く掛かりました。少しでも上達したいとの思いで、早くに出社して勉強したり、先輩に教えてもらったりしました。
2年目に入って、ソース作りと肉・魚などのメイン料理を焼く「ソシエ」という部門に移りました。この時にも先輩の背中を見ながら観察し、自宅に帰ってからは本を参考に実際に調理することで、ポイントを頭に叩き込んでいきました。そして失敗すると、まず自分でその原因を考えてから、その後で先輩シェフに相談するようにしていました。そうしないと、本当に身に付かないと思いますし、進歩しないからです。

実践でしか本当の技は身に付かない

料理というものは、忙しいからと雑に作っては、結局ホテルの評価を落とすだけです。いかに早く丁寧な仕事をするか、そして美味しいことが絶対条件なのです。そのためには、前準備をしっかり行っていくことが求められます。もう一つは、とにかく実際に作ってみることです。見ているだけでは絶対に身に付きません。実践あるのみです。
ホテルの格式に見合った料理を提供していくことが、伝統を継承していくことにも繋がると感じています。ホテルの評価は、自分たちの料理に掛かっているといっても過言ではないと思い、真剣に調理と向き合っています。
ある1日のスケジュール
10:30 | 出社 1日の全体の流れを把握 予約状況の把握 冷蔵庫の食材チェック ランチの準備 |
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11:30 | ランチ開始 調理 |
14:30 | ランチ終了 片付け ディナーの仕込み |
17:00 | ディナー開始 調理 |
19:00 | 退社 |

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